中学生の頃に読んだ森鴎外の小説の中に「語学を習得したかったら、どうして語源からやらないのかと首を傾げたくなる」というような一文があったように記憶している。その言葉を高校生になってから理解して英語が好きになった。
好きになったというよりは、英単語を芋づる式に覚えていったからだ。英単語さえ覚えてしまえば、英語は簡単な国語になるはずだったからだ。半分くらいは当たって、半分くらいは外れた。理由はヒアリングとかがあったからだ(笑)
でも、語源から語学を学習することは、語学を自分のものにする近道に違いない。僕は既に諦めて自動翻訳機が出るのを首を長くして待っているだけの男である。でも、これからの人はこういう本を読んでみると面白いと思う。
とても人気のある本なので、おすすめしたい!
『英単語の語源図鑑』内容紹介(アマゾン引用)
<<大反響! たちまち15万部突破!>>
1単語につき1イラスト! ページをめくるたびに重要単語が頭に飛び込んでくる‼
本書は、「語源」を学び、超効率的に英単語を覚える本です。
「語源」とは、漢字でいう、偏(へん)・旁(つくり)・などにあたるもので、たいていの英単語は、次の3つの「語源」に分解されます。
【例】 injection(注射する)
⇒in(中に;接頭辞)+ject(投げる;語根)+ion(もの;接尾辞)
これらの「語根」「接頭辞」「接尾辞」をまとめて「語源」といいます。
ject(投げる)というイメージがつかめると・・・
・projectは pro(前に)+ject(投げる)⇒映し出す
・rejectは re(後ろに)+ject(投げる)⇒拒絶する
・ejectは e(外に)+ject(投げる)⇒排出する などなど芋づる式に語彙が広がります。
このように重要単語を語源に沿って分解し、語源の知識と語彙をイラストを見ながら身につけていきます。
一見、遠回りに思われる学習法かもしれませんが、語源の力によって1万語レベルの語彙が身につくことは、すでに語源研究によって実証されています。
【目次】
はじめに
語彙がケタ違いに増える「語源」学習法とは?
語源で学ぶ3つの効果
本書の構成
Chapter 1・・・ad-(~方へ、~の方を)
Chapter 2・・・con-, com-, co-(共に)
Chapter 3・・・de-(離れて、下に)
Chapter 4・・・sub-(下に)
Chapter 5・・・sur-, super-(上に、超えて)
Chapter 6・・・ex-(外に)
Chapter 7・・・pro-, pre-, for-(前に、前で)
Chapter 8・・・re-(再び、元に、後ろに)
Chapter 9・・・in-, im-, en-(中に、上に)
Chapter 10・・・ab-, dis-, se-(分離・否定・反対)
Chapter 11・・・un-, im-, in-, a-(否定)
Chapter 12・・・mono-, uni-, bi-, du-, tri-, multi-(数)
出版社からのコメント紹介(アマゾン引用)
読者からの声も続々届いております!
―日本語は考えながら覚えたのに
英語は丸暗記させられた日本の英語教育。
面白い発想の本だと思います。
イラストも大変良いです。(68歳男性・自由業)
―英単語だけでなく、「ただ暗記する」というのが
苦手なので、語源と合わせて覚えるという方法が
面白そうだし、覚えられるかもと思いました。
(46歳男性・技術職)
―新聞で見て面白そうだと思って購入しました。
今まで丸暗記するしかないと思っていたので
受験生の私には大当たりの1冊です!!(18歳女性・高校生)
―「覚える」というより「読む」単語学習本。
イラストも可愛くて、ぱらぱら眺めている
だけで、自然に英単語が頭に入ってきました。
(27歳女性・会社員)
ボケ予防に始めた英会話でどうしても英単語が覚えられなくて
困っていた所、この本の広告を見て思わず書店へ走りました。
語源メモがよく分かりやすく、良い本です。(69歳女性・主婦)
長年英語を学習しているが中々語彙が伸ばせなくなってきているため、
新しい視点で単語を見てみたいとずっと思っていた。
とても役に立ちます!(39歳男性・会社員)
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。感謝です。