西加奈子は、すごい小説を書く。
彼女の小説は「生きる」ということを考えさせてくれる圧倒的な筆力がある。人間の強さと優しさと儚さと醜さを紡いで小説にしてくれる。読まないといけない、読むべき小説なのである。現代社会に挑戦するスリリングな物語です。
僕は速攻買ってきて、読みました。
今年最後に読む本にすれば良かったと思いましたので、みなさんにはそんなタイトルでご紹介したいと思います。
西加奈子『 i (アイ)』内容紹介。
残酷な現実に対抗する力を、
この優しくて強靭な物語が与えてくれました。
――又吉直樹
読み終わった後も、ずっと感動に浸っていました。
なんてすごいんだろう。
この小説は、この世界に絶対に存在しなければならない。
――中村文則
『サラバ! 』(直木賞受賞)から2年、
西加奈子が全身全霊で
現代(いま)に挑む衝撃作!
「この世界にアイは存在しません。」
入学式の翌日、数学教師は言った。
ひとりだけ、え、と声を出した。
ワイルド曽田アイ。
その言葉は、アイに衝撃を与え、
彼女の胸に居座り続けることになる。
ある「奇跡」が起こるまでは――。
「想うこと」で生まれる
圧倒的な強さと優しさ――
直木賞作家・西加奈子の
渾身の「叫び」に
心揺さぶられる傑作長編!
西加奈子の他の作品紹介します。
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