今月号の『日経おとなのOFF』は、「2017年絶対に見逃せない美術展」どこよりも、早い！詳しい！美術展の情報誌です。とってもとっても痺れます。なんといっても、来年は僕にとってもスペシャルな年なのです。
それは待ちに待ったブリューゲル『バベルの塔』が24年ぶりに日本にやってくるからです。どうしても会いたい絵画のひとつなので、最後にひと目会っておこうと虎視眈々と狙っているのです。どうしても会いたいのです。
僕は中学生の時の百科事典の絵画コーナーで見て、度肝を抜かれました。あまりに精巧な絵であるので、本当に人間が描いたんだろうかと疑いたくなるくらいです。その中の人間模様のリアリティーは声まで聞こえてくるくらいなのです。
突き抜けるような構図に表される人間の欲望と、その1400人以上の人物の生活感と風俗。マクロとミクロがバベルの塔を舞台に僕たちを圧倒する・・・こんな絵画は他にはありません。絶対にひと目みておくべき名作なのです。
この絵画にも、かなり深く掘り下げて特集してくれてありますので、ぜひぜひお買い求めいただいて、じっくりと読んでくださいね。来年に向けて、素敵な「美術ライフ」のスタートが切れますよ。
合わせて読みたい読書ブログ。
