フミヒロの読書記録~良書で人生を変えよう~

良い本を読んで、思考と行動を変えましょう。僕の読んだ本と読みたいお勧め本を紹介していきます。

『コンセプトのつくり方』〜たとえば商品開発にも役立つ電通の発想法〜

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ときどき違う視点を持ってものごとを考えたいと思っているので、違う世界の本を読むようにしている。今日は今話題の「電通」という言葉が入った本だ。「電通」の発想法がすごいのか、そこは最後までわからなかったが面白かった。

 

僕たちの脳みそが「間違えたくない」「間違えたらダメ」と叫んでいるのは、あんな教育をものごころついた頃から受けていれば染み付いてしまうのは仕方ないこと。思い切って飛び出すことが、僕らのできる最高の抵抗ですね。

 

ぜひぜひ、こういう本をきっかけに飛び出しましょう!

 

 

コンセプトのつくり方 たとえば商品開発にも役立つ電通の発想法

 

コンセプトのつくり方 たとえば商品開発にも役立つ電通の発想法

コンセプトのつくり方 たとえば商品開発にも役立つ電通の発想法

 

 

 

『コンセプトのつくり方』内容紹介。

 

なぜ「その手があったか! 」というコンセプトをつくれないのでしょう?その原因は、学校でも会社でも教えてくれたのは「正しく、論理的に考える」方法論だけだったから。多くのひとは残念なことにイノベーションを起こす思考法を知らないのです。

数々のヒット商品を開発する電通のクリエイティブ/コンサルタントが「ロジカルシンキング」に代わる思考の方法論を紹介します。それは単なる個人のハウツーの類ではありません。

イノベーションの世界的権威である、野中郁次郎一橋大学名誉教授も「やさしく書いてあるが、簡単な本ではない。ここにはイノベーションの理論に基づく本質がある。」と推薦を寄せています。

【目次】
はじめに――「正しく論理的に考える」以外の方法論が必要だ

第一章 コンセプトは身体で考える
●大きな成果を得るためには「常識」を覆さなければならない
●常識を覆すためには「コンセプト」が必要だ
●しかし世の中には機能しないフェイクコンセプトが多い
●どうもフェイクコンセプトが生まれる原因は「正解」幻想にあるようだ
●本物のコンセプトをつくる身体的思考のヒントを書道家に見つけた
●身体的思考は二つの軸で成り立っている
●ひとつはビジョンで論理的に管理するマネジメント軸
●もうひとつはターゲットの気持ちを動かすコミュニケーション軸
●身体的思考の全体像を踏まえて三点ほど補足する
●1コンセプトづくりにビジョンは欠かせない
●2他のひとがマネしたくならない具体策はあるか?
●3課題はひとの気持として描かれる
●以上を踏まえて、具体的なステップに進もう

第二章 こびととつくるコンセプト
●広告会社の思考伝統と経営学の研究から生まれた「ぐるぐる思考」
●まず準備として「いまの常識」を思い出そう
●最初のステップはエポケーで材料を集めること
●次に行ったり、来たりでターゲットの気持ちを考える
●第三段階はメタファーでコンセプトを言語化
●そしてプロフェッショナルの技術で具体策をつくる
●これが身につけば、「常識」を覆す思考が習慣化する

第三章 コンセプトをアーカイブしよう
【事例】ワルのりスナック
【事例】チョップカツ
●逆引きは手軽な身体的思考のトレーニング
●コンセプトをストックして、身体的思考にチャレンジしよう

解説――この本は、まったくもってアナログだ