フミヒロの読書記録~良書で人生を変えよう~

良い本を読んで、思考と行動を変えましょう。僕の読んだ本と読みたいお勧め本を紹介していきます。

【お勧め新書】千住博『日本画を描く悦び』〜僕たちは何に感動し心動かされるのか?〜

https://www.instagram.com/p/BKxM26ohE5K/

 

僕はもちろんのこと芸術的センスはない。だけど、毎週でも美術館に通いたいと思っている。昨日も美術館を題材にしたテレビ番組が放送されていて「行きたい!」と凝視していると「理解できないのに、どうして好きなの?」と言われた。確かに不思議だ。

芸術作品が、どうやってここにたどり着き、創作されたのか考えただけで興奮する。それは絵画でも、彫刻でも、建造物でも同じ気持ちになる。最近は音声ガイドが丁寧に教えてくれるのも助けになっている。先生がいるのと同じだからだ。

今日は千住博先生の『日本画を描く悦び』で勉強してみたい!

 

〈オールカラー版〉日本画を描く悦び (光文社新書)

〈オールカラー版〉日本画を描く悦び (光文社新書)

 

 

 

『日本画を描く悦び』内容紹介。

 

◎ 本書概要
母の影響、
人生を変えた「岩絵の具」との出合い、
日本画の持つ底力、優れた芸術のありかた、芸術家の資質、
そして「現在地」について、
いま、画家・千住博が思っていることのすべてを描き尽くした一冊。

◎ 内容紹介
私にとって、「絵」は幼少期から特別なものでした。
来る日も来る日も、雨の日も晴れの日も、時間があればスケッチブックを取り出し、
マンガのようなものから街の様子、海の中の様子から未来の想像図まで、
それこそ何から何まで描いていました。
小学生の時の授業中であってもそれは変わらず、担任の先生によく注意されたものです。
(「まえがき」より)
一九九五年、第四六回ヴェネツィア・ビエンナーレにおいて
東洋人初の絵画部門名誉賞を受賞した著者は現在、
ニューヨークに拠点を置きながら世界各地で活躍を続けている。
母の影響から人生を変えた岩絵の具との出会い、
そして「日本画の持つ底力」まで、いまの思いのすべてを描き尽くした一冊。

◎ 目 次
まえがき
序 章 私の考える〝日本画〟
第一章 原風景
第二章 優れた芸術が生まれるには
第三章 芸術家の資質
第四章 夢、現実、生、死
第五章 日本画という確信
第六章 現在地
あとがき

◎ プロフィール
千住博(せんじゅひろし)
1958年東京都生まれ。82年、東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業。
87年、同大学院後期博士課程修了。日本画家。京都造形芸術大学教授。
95年、ヴェネツィア・ビエンナーレで東洋人として初めて絵画部門名誉賞を受賞。
2002年、第13回MOA岡田茂吉賞大賞受賞。
同年、大徳寺聚光院別院(静岡)の襖絵、13年、大徳寺聚光院(京都)の襖絵を完成させる。
著書に『千住博の美術の授業 絵を描く悦び』 『美は時を超える 千住博の美術の授業II』(以上、光文社新書)などがある。

 

〈オールカラー版〉日本画を描く悦び (光文社新書)

 

この本は「美術書」ではありませんでした。千住博さんがどうやってここまでたどり着いてのかという「歴史」が描いてあります。もしかしたら「伝記」かもしれませんね。でも、とても深く身近な戦いの模様が書かれていますので、参考になります。

僕たちも分野は違うにしろ、もがき苦しんできたのは間違いないです。「美術」と「生き方」に注目したい新書です。とてもいい本でしたので、ぜひ読んでみていただきたいです。

 

 

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