三崎亜記さんの本にはハズレがないです。必ず僕たちを楽しませてくれるエンターテイメントの極致です。新刊は『メビウスファクトリー』。期待のSF小説です。
『メビウスファクトリー』内容紹介。
町の住民のほとんどが働く巨大工場。
しかし、そこで何が作られているのか、
実は、誰も知らない――。
妻子を連れて地元の町にUターン就職し、街一番の工場に就職したアルト。
完璧な管理システムを持った工場は、町民の誇りと憧れの存在だったが、
アルトは働き続けるうち、徐々に工場の“秘密"に気づきはじめ――。
閉鎖的な企業城下町を舞台に、現代日本を照射するSF長編。
三崎亜記さんの紹介。
三崎亜記(みさき・あき)
1970年福岡県生まれ。熊本大学文学部史学科卒業。2005年『となり町戦争』(第17回小説すばる新人賞受賞作)でデビュー。同作で三島由紀夫賞・直木賞候補になり、単行本と文庫で累計51万部のベストセラーとなった。2007年第3作『失われた町』が本屋大賞第9位に、『鼓笛隊の襲来』が直木賞候補になる。近刊に『手のひらの幻獣』『ニセモノの妻』など。
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