2016年の直木賞候補にもノミネートされた気鋭の作品です。
そもそもが米澤穂信の出す作品、すべてヒットするから間違いないんですけどね。今回は前回作『王とサーカス』の続編も含まれた作品ですので、米澤ファンには見逃せない一冊となっております。では、内容紹介です。
米澤穂信作品は全部読んでおいたほうがいいなぁ・・・
『真実の10メートル手前』内容紹介です。
高校生の心中事件。二人が死んだ場所の名をとって、それは恋累心中と 呼ばれた。週刊深層編集部の都留は、フリージャーナリストの太刀洗と 合流して取材を開始するが、徐々に事件の有り様に違和感を覚え始める……。太刀洗はなにを考えているのか? 滑稽な悲劇、あるいはグロテスクな妄執――己の身に痛みを引き受けながら、それらを直視するジャーナリスト、太刀洗万智の活動記録。『王とサーカス』後の6編を収録する垂涎の作品集。
合わせて読みたい米澤穂信さんの本