1992年に中公新書から初版本が発刊された本川達雄著『ゾウの時間 ネズミの時間』、なんと2016年4月30日に73版が出ています。重版という言葉でくくれないほどの凄さです。この本が売れ続けるには、ちゃんとした理由があるんですよね。
それは、目が覚めるくらいに面白いからです。今日はこの本を紹介します!
『ゾウの時間 ネズミの時間』内容紹介
動物のサイズが違うと機敏さが違い、寿命が違い、総じて時間の流れる速さが違ってくる。行動圏も生息密度も、サイズと一定の関係がある。ところが一生の間に心臓が打つ総数や体重あたりの総エネルギー使用量は、サイズによらず同じなのである。本書はサイズからの発想によって動物のデザインを発見し、その動物のよって立つ論理を人間に理解可能なものにする新しい生物学入門書であり、かつ人類の将来に貴重なヒントを提供する。
僕もわけあって、もう一度読み返しておりますが…新鮮で面白いです。
- 作者: 本川達雄
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1992/08
- メディア: 新書
- 購入: 26人 クリック: 1,301回
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