フミヒロの読書記録~良書で人生を変えよう~

良い本を読んで、思考と行動を変えましょう。僕の読んだ本と読みたいお勧め本を紹介していきます。

【今週読みたい旅の本】僕の「旅」を感じさせる本、ベスト10~とにかく色々な場所に行ってみよう!~

みなさん、GWをいかがお過ごしでしょうか?

僕は「旅」が大好きです。一番好きなのは、全くの無計画な「旅」。帰らざるを得ない事情が出来たから帰る・・・そんな「旅」に憧れます。いい年して止めて欲しいという周囲の声も聞かず、また彷徨うことを夢見るおじさんです。

そんな僕が「旅」を感じさせる本を10冊セレクトしました。ぜひ、今週読んでね。

 

 

1位、沢木耕太郎『深夜特急』

 

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)

 

「旅」の緊張感や孤独感が一番リアルに伝わってくる本だと思います。チリチリと焼けつくような空気と心模様。頼れるものは自分とお金だけなのか?何のためにそこまで彷徨うのか?古い本ですが青春の「旅」を感じさせる一冊ですね。

 

(内容紹介)

インドのデリーからイギリスのロンドンまで、乗合いバスで行く――。ある日そう思い立った26歳の〈私〉は、仕事をすべて投げ出して旅に出た。途中立ち寄った香港では、街の熱気に酔い痴れて、思わぬ長居をしてしまう。マカオでは「大小(タイスウ)」というサイコロ賭博に魅せられ、あわや……。一年以上にわたるユーラシア放浪が、いま始まった。いざ、遠路2万キロ彼方のロンドンへ!  amazon引用です。

 

2位、筒井康隆『旅のラゴス』

 

旅のラゴス (新潮文庫)

旅のラゴス (新潮文庫)

 

学生の頃に狂ったように筒井康隆を読んだ時期があった。どうしてそこまで燃えたのか、今となっては解明する術もない。ただ、僕たちを熱狂させる何かを持っている本だということは間違いないです。とにかく主人公がクールでカッコいいです!

 

(内容紹介)

北から南へ、そして南から北へ。突然高度な文明を失った代償として、人びとが超能力を獲得しだした「この世界」で、ひたすら旅を続ける男ラゴス。集団転移、壁抜けなどの体験を繰り返し、二度も奴隷の身に落とされながら、生涯をかけて旅をするラゴスの目的は何か? 異空間と異時間がクロスする不思議な物語世界に人間の一生と文明の消長をかっちりと構築した爽快な連作長編。 amazon引用です。

 

3、パウロコエーリョ『アルケミスト 夢を旅した少年』

 

アルケミスト―夢を旅した少年 (角川文庫―角川文庫ソフィア)

アルケミスト―夢を旅した少年 (角川文庫―角川文庫ソフィア)

 

こちらも超定番の「旅」を感じさせる本ですよね。世界中で翻訳させているそうで、旅を愛する人で知らない人はいないくらいの本です。名著です。

 

(内容紹介)

羊飼いの少年サンチャゴは、アンダルシアの平原からエジプトのピラミッドに向けて旅に出た。そこに、彼を待つ宝物が隠されているという夢を信じて。長い時間を共に過ごした羊たちを売り、アフリカの砂漠を越えて少年はピラミッドを目指す。「何かを強く望めば宇宙のすべてが協力して実現するように助けてくれる」「前兆に従うこと」少年は、錬金術師の導きと旅のさまざまな出会いと別れのなかで、人生の知恵を学んで行く。欧米をはじめ世界中でベストセラーとなった夢と勇気の物語。amazon引用。

 

4、日本ドリームプロジェクト『僕が旅に出る理由』

 

僕が旅に出る理由

僕が旅に出る理由

 

 内容もとても良いんですが、何よりもこの帯を飾るキャッチコピーが最高です!「退屈なのは、世界か、自分か。」どちらも自分の気持ち次第で大きく変わるモノなんですが、そんなことも分からない頃、この本を舐めるように読んでました。

 

(内容紹介)

握られた石と銃。震える足。叩き壊された日本製の当たり前。世界一、人間くさい大都会。笑顔まみれの楽園。夏を追いかけ、世界一周。退屈な時間を飛び出し、世界を旅した大学生100人がつくった旅の本。 amazon引用です。

 

5、 ジャック・ケルアック『オン・ザ・ロード』

 

オン・ザ・ロード (河出文庫)

オン・ザ・ロード (河出文庫)

 

アメリカンの若者の価値観を映し出しているかのように感じた一冊でした。当たり前だけど、ひとはだれしもいずれ死ぬ。人生は悲しい楽園だ。その悲しい楽園を有って無いような地図を頼りに走っていくという強烈な世界観を垣間見ます。

 

(内容紹介)

安住に否を突きつけ、自由を夢見て終わらない旅に向かう若者たち。ビート・ジェネレーションの誕生を告げ、その後のあらゆる文化に決定的な影響を与えつづけた不滅の青春の書が半世紀ぶりの新訳で甦る。amazon引用。

 

6、橋本紡『空色ヒッチハイカー』

 

空色ヒッチハイカー (新潮文庫)

空色ヒッチハイカー (新潮文庫)

 

橋本紡さんの文章は、とろけるように優しく僕らの心に染み入ってくるんですよね。ちょっと古い本ですが、『空色ヒッチハイカー』は名作です。失ったものと守りたいもの、複雑な気持ちをかかえながら「旅」に立ち向かう青春像です。

 

(内容紹介)

人生に一度だけの18歳の夏休み。受験勉強を放り出して、僕は旅に出る。兄貴の残した車に乗って、偽の免許証を携えて。川崎→唐津、七日間のドライブ。助手席に謎の女の子を乗せて、心にはもういない人との想い出を詰めて、僕は西へ向かう。旅の終わりに、あの約束は果たされるだろうか――。大人になろうとする少年のひと夏の冒険。軽やかな文章が弾ける、ポップでクールな青春小説。 amazon引用。

 

7、TABIPPO『ウユニ塩湖 世界一の「奇跡」と呼ばれた絶景』

 

ウユニ塩湖 世界一の「奇跡」と呼ばれた絶景

ウユニ塩湖 世界一の「奇跡」と呼ばれた絶景

 

空前の「ウユニ塩湖」ブームを呼んだのは、この本かもしれませんね。行ってみたいという原動力はこういう「絶景」にあっても良いかも♪

 

(内容紹介)

世界で一番、「絶景」と呼べる場所はどこだった?この質問に、世界中を歩き尽くした100 人の旅人は 口を揃えて言いました。「ウユニ塩湖」

あの奇跡のような鏡張りの空を超える絶景はこの世界には存在しない、と。この本は、世界中を歩き、世界一の絶景にたどりついた 100 人の旅人とつくったウユニ塩湖の奇跡をまとめた本です。amazon引用。

 

 8、桑原淳『世界を知るために旅に出たら日本を知る旅だった』

 

世界を知るために旅に出たら 日本を知る旅だった

世界を知るために旅に出たら 日本を知る旅だった

 

この本、良いですよ。そうなんです。他人を知ろうと努力したら、結局自分を知ることになったとか。宇宙を知ろうとしたら、その真実はミクロの原子世界と同じだったとか。こういう中に「真理」が含まれているように思います。

 

(内容紹介)

あるときは「ウユニ塩湖」で、またあるときは「マチュピチュ」で――。
『NEWS ZERO』(日本テレビ系)やネットニュースで取り上げられた
桑原淳氏の人気ブログ「旅人美容師の1000人ヘアカット世界一周の旅」が待望の書籍化。
世界各国の人々と交流する桑原氏の写真と、赤裸々に綴ったエピソードが読む人を妄想世界旅行へと誘います。
現地の人々の髪を切ることでわかった、日本人にはわからない「外国人のコミュニケーション力」とは。 amazon引用。

 

9、益田ミリ『心がほどける小さな旅』

 

心がほどける小さな旅 (幻冬舎文庫)

心がほどける小さな旅 (幻冬舎文庫)

 

益田ミリさんは、僕が最も注目するエッセイストです!(断言)本当に面白いし、僕たちが垣間見ることすら出来なかった女性の本性をチラリと教えてくれる。男子必読の書なのです。その彼女の元気100倍「旅」エッセイです。

 

(内容紹介)

遠くに行きたい。そう思うときは心がカチコチに固まっている。南国の青い海や大自然に飛び込めれば何よりだけど、もっと気軽に、季節に合わせてお出かけすれば、気分はぐんと上昇。春の桜花賞から鹿児島の大声コンテスト、夏の夜の水族館、湿原カヌー体験、雪の秋田での紙風船上げまで。北から南、ゆるゆるから弾丸旅まで。元気が湧く旅エッセイ。( amazon引用)

 

10、安野光男『旅の絵本』

 

旅の絵本 (1) 中部ヨーロッパ編 (安野光雅の絵本)

旅の絵本 (1) 中部ヨーロッパ編 (安野光雅の絵本)

旅の絵本セット(全8巻)

旅の絵本セット(全8巻)

 

僕の素敵な友人が、この本を誕生日にプレゼントしてくれました。この本に出会わせてくれた彼女に感謝してます。言葉はなくても、まるで自分がその世界を歩いているような、さらには生活感やノイズまでも聞こえてくるような絵本です。

僕はこの企画をブログアップするときから1位よりも先に10位が決まっていました。お子さんやお孫さんへのプレゼントにぴったりの最高の絵本ですよ。

 

以上が、僕の「旅」を感じさせる本、ベスト10です。今週、1冊で良いですから読んでみてくださいね。

 

では、また!