かなり活躍されているのに、あまり印象に残っていないイメージがある阪神の鳥谷選手の本が、「新書」で出ましたので紹介させていただきますね。
阪神ファンにはたまらない一冊になるやも知れません♪
寡黙だけれど、阪神の中心には必ずこの男がいる。背中でチームメイトを引っ張っていく鳥谷のリーダーシップには、信頼感があふれている。これまでの野球人生を振り返りながら、野球観、人生観、信念を初めて語る。
『キャプテンシー』内容紹介
「全部ダメだ! 」
僕を叱咤する声が、甲子園のクラブハウスに響き渡った。
「成績も、キャプテンとしても、すべて物足りない」
二〇一五年一〇月二〇日。翌シーズンからタイガースの指揮を執ることになった金本知憲新監督は、僕にそう言った。<中略>
チームの状態が悪いときに流れを変えるのがキャプテンの役割のひとつだとすれば、キャプテンとしても不甲斐ないシーズンだった。
「おまえが先頭に立って、牽引しないとチームは変わらない」
そう言って金本さんは、来季も引き続き僕をキャプテンに指名した。そして、こう続けた。「変われ! 」
(「はじめに」より) (amazon引用)
- 作者: 鳥谷敬
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2016/03/10
- メディア: 新書
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阪神ファンは勿論面白く読むことが出来ると思います。けれど、こういう一流選手の「リーダー論」は会社や学校などのコミュニティーの人間関係構築などに役立つんですよね。本当に「血肉になる読書」という感じがします。
清原選手の問題や野球賭博などで揺れる野球界ですが、本当に人間臭いドラマが展開されているのが良くわかります。我々の社会の縮図何ですよね。
とても読みやすく手軽に読める「新書」で出ましたので、ぜひご一読くださいね。
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