『永遠のゼロ』『海賊とよばれた男』のメガヒットで確固たる地位を築き上げたかと思われた百田尚樹さんでしたが、最近ちょっと低迷気味です。でも、こんな時だからこそ良い本が書けると思います。この本は注目したいです。
百田尚樹『カエルの楽園』
『カエルの楽園』内容紹介
最大の悲劇は、良心的な愚かさによってもたらされる。
ベストセラー作家が全力で挑んだ、衝撃の問題作。
安住の地を求めて旅に出たアマガエルのソクラテスとロベルトは、豊かで平和な国「ナパージュ」に辿り着く。
そこでは心優しいツチガエルたちが、奇妙な戒律を守って暮らしていた。
だがある日、平穏な国を揺るがす大事件が起こる――。
著者自らが「私の最高傑作」と断言。
大衆社会の本質を衝いた、G・オーウェル以来の寓話的「警世の書」。(amazon引用)
- 作者: 百田尚樹
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2016/02/26
- メディア: 単行本
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メールマガジンで配信していた小説みたいです。全く後先考えずに書いていたようで、風刺があまりに効きすぎて怖いくらいだそうです。ちょっと読むのに勇気が要りますが、こういう本こそ読んでおいたほうがいいのです。しかも早めに!
この恐ろしい結末に、あなたは耐えられますか?