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フミヒロの読書記録~良書で人生を変えよう~

良い本を読んで、思考と行動を変えましょう。僕の読んだ本と読みたいお勧め本を紹介していきます。

【第154回芥川賞受賞作】本谷有希子『異類婚姻譚』~注目作家の最新小説集は不可思議世界観だった~

ちょっと疲れ気味でしたので、ライトな小説に挑戦しました!

本谷有希子さんの『異類婚姻譚』

創造していたよりも不可思議な世界観が広がっていて、ちょっと彼女をなめていた僕はカウンターパンチをくらってしまいました。「こういう作品が芥川賞をとるのか?」という大変失礼な疑問を残し、読了後のすっきり感は最高でした。

おススメです!

https://www.instagram.com/p/BBuDwNqEFMz/

『異類婚姻譚』内容紹介

子供もなく職にも就かず、安楽な結婚生活を送る専業主婦の私は、ある日、自分の顔が夫の顔とそっくりになっていることに気付く。「俺は家では何も考えたくない男だ。」と宣言する夫は大量の揚げものづくりに熱中し、いつの間にか夫婦の輪郭が混じりあって…。「夫婦」という形式への違和を軽妙洒脱に描いた表題作ほか、自由奔放な想像力で日常を異化する、三島賞&大江賞作家の2年半ぶり最新刊!(amazon引用)

 
・異類婚姻譚
・<犬たち>
・トモ子のバウムクーヘン
・藁の夫    以上4編の小説集です。

 

読み進めていくと普通の日常からどんどん離れて行って・・・あれ?こんなところまで来ちゃった!と驚くような展開です。僕は全く前準備なして読んだので警戒心がなく、普通の人の2倍楽しませていただきました。良かったです。

「夫婦」って、よく考えたら恐ろしいですよね。よくよく分からないままに結婚して、一緒に生活して、子供を作ったりして、良いんでしょうか?と、思った瞬間に全てが崩れ去っていってしまいそうです。

『異類婚姻譚』のような話は世界中にありますが、改めて読むと怖いですね。

異類婚姻譚

異類婚姻譚

異類婚姻譚

 本谷有希子さんの作品を4冊紹介しておきます。

生きてるだけで、愛。 (新潮文庫)

生きてるだけで、愛。 (新潮文庫)

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ (講談社文庫)

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ (講談社文庫)

嵐のピクニック (講談社文庫)

嵐のピクニック (講談社文庫)

ぬるい毒 (新潮文庫)

ぬるい毒 (新潮文庫)