「星新一って、知ってるか?」
息子が車の中で聞いてきました。大学生の息子は読書習慣がないので、簡単な読み物から手始めにとっかかりを作りたいようです。僕は星新一作品は中学生の時にたくさん読んだのでとても懐かしく思いました。彼の功績は大きいです。
読む本がなくなってきてエッセイまで読み始めたときに、彼の繊細さを含めた人間性を目の当たりにしました。その人となりを知ったことで、さらに作品の奥深さを垣間見たように思います。息子もそのくらい読み込んでくれると良いなぁと思います。
そこで、懐かしのショートショートの名作5選を紹介します。
星新一のショートショート5選
1、『ノックの音が』
ノックの音の後に待っている意外な展開と驚きの結末。僕が最初に読んだ星新一さんのショートショートです。この本で彼の作品の大ファンになってしまいました。読みやすくて洗練されているので最高の一冊といって良いと思います。
- 作者: 星新一
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1985/09/27
- メディア: 文庫
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2、『おのぞみの結末』
超現代にあっても、退屈な日々にあきたりず、次々と新しい冒険を求める人間……。その滑稽で愛すべき姿をスマートに描き出す11編。文庫本にして、約200ページの読みやすい本です。
- 作者: 星新一
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1976/04/01
- メディア: 文庫
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3、『マイ国家』
表題の「マイ国家」がめちゃめちゃ面白いので、そこを十分配慮して読み進めてください。他の作品も面白いですから、「マイ国家」を最後に読むといいかも!
- 作者: 星新一
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1976/06/01
- メディア: 文庫
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4、『未来イソップ』
ご存じイソップ物語が星新一の手にかかれば・・・これはベース作品があるだけに、余計に面白い一冊です。
5、『悪魔のいる天国』
最後の一冊、めちゃめちゃ迷いました・・・。他にもセレクトした本がたくさんあったものですから、悩みました。でも最後はちょっとスパイスの効いたこの本をどうぞ!
思い立って企画しましたが、消化不良でした・・・
すいません。自分で企画しておいて何ですが・・・いい作品と紹介したい作品が多すぎて消化不良です(泣)。中学生の時に読んだ作品ばかりなのに、表紙をみるだけであの頃の情景が浮かんできます。もう一度、読み返してみたくなりました!
今は電子書籍で読めるんですよね?トライしてみます!