フミヒロの読書記録~良書で人生を変えよう~

良い本を読んで、思考と行動を変えましょう。僕の読んだ本と読みたいお勧め本を紹介していきます。

お勧め本

瀬尾まいこさんの『あと少し、もう少し』涙が止まらない傑作青春小説です

「ひとしずくお届け便」で届いたおすすめ本をコツコツ読んでます。 fumihiro1192.hateblo.jp さすが「ひとしずく」の店長さんのセレクトしてくれた本だけあります。この本でも、しっかりと泣かせていただきました。ほどよいストレス発散になりました。やっぱ…

喜多川泰さん『株式会社タイムカプセル社 〜十年前からやってきた使者〜』人生はいつでもやり直せる

2016年4月に読んだと記録にあるのですが、すっかりと忘れてしまっていまして、再度本屋さんで購入してきて積んだままになっていました。気合を入れて今日読みました。一日で読み切るにはちょうど良いくらいの内容とボリュームです。喜多川泰さん、とても上手…

成田名璃子さんの『東京すみっこごはん』しっかり泣ける連作小説でした@ひとしずくお届け便

「ひとしずくお届け便」が届きました。詳細は、以下の記事を読んでください。 fumihiro1192.hateblo.jp 僕も注文したので、無事に届いたのです。さすが「ひとしずく」の店長さんのセレクトしてくれた本だけあります。しっかりと泣かせていただきました。ほど…

宮島未奈さんの『成瀬は信じた道をいく』予測不能の面白さです!

あまりに前作『成瀬は天下を取りにいく』が良かったので、続編も購入してきて読んでみた。僕の読書心は大満足でした。こういう当たりの小説を毎日読みたい。このハードルは途轍もなく難しいけれど。 成瀬の人生は、今日も誰かと交差する。「ゼゼカラ」ファン…

宮島未奈さんの『成瀬は天下を取りにいく』簡単に考えて行動すれば良し!

今日は大変忙しくて本を読んでいる暇はなかったはずなのに、ちょっとだけと思って気分転換にこの本を手に取ったら最後まで読んでしまった。すごく良い本だった。僕の生きる指標にしたいと思う。 成瀬は天下を取りにいく 「成瀬」シリーズ 作者:宮島未奈 新潮…

青山美智子さんの『猫のお告げは樹の下で』心が温まる連作短編集です

購入してからずいぶんと時間が経ってしまったのですが、やっと青山美智子さんの『猫のお告げは樹の下で』を読むことができました。昨日の夜、突然神の啓示を受けたかのように読み始め、先ほど読み終えました。なんとも幸せな読了感です。彼女の小説は、あた…

覆面作家:梶山三郎『トヨトミの世襲』ついに完結か!

3部作がついに完結したのだそうだ。実に念入りに、そして綿密に取材で拾い上げたネタを磨き上げて、ここまでの小説にしたんだろうなぁと思える内容でした。僕たちが知りうる新聞や雑誌での情報以上に事態は進んでいて、日本は世界と戦うために土俵際どころか…

「2023年に読んで良かった本」僕の読んだ本、ベスト5を紹介します

あけましておめでとうございます。今年のお正月は読書にあてようと思っていましたが、なかなか思うようにいかず。思い立って、2023年のまとめをしておきます。昨年読んで良かった小説のベスト5をアップしておきますね。昨年は、辻村深月さん、青山美智子さ…

米澤穂信『可燃物』2023年のナンバーワンミステリーを読了しました

先日、米澤穂信さんの『氷菓』を買ってきた。彼の11年前のデビュー作から手始めに読んでみようと思ったからです。でも、その前にこの本『可燃物』が割り込んできてしまいました。一気に読みましたけど、読了感スッキリです。2023年を締めくくる読書に相応し…

美鶴堂の二村さんのお勧め本!くどうれいん「うたうおばけ」

面白い本というだけでは済まされなかった。くどうれいん著「うたうおばけ」僕もかなり長く生きてきたけど、彼女の通った道を間違いなく通ったことがあって、切なくて懐かしくてほろ苦い味のするエッセイだった。この本は大事にしておいて、無くしものをした…

「さみしい夜にはペンを持て」ずっと自分の頭で正解を考えたい人におすすめします

岐阜県瑞浪市にある素敵な文房具屋さん「TEGAMIYA」。今日僕はこのお店に遊びにいったんです。そしたらキレキレの店長さんがこの本『さみしい夜にはペンを持て』を勧めてくれました。表紙を触っただけで感じる只者ではない感覚。ということで、お店の一角に…

架空の本屋「美鶴堂」に会ってきた!そして抜粋文庫から選書してもらいました

架空の本屋さん「美鶴堂 | Beezel Do」昨日と今日(2023年12月23日24日)は名古屋パルコ前で出店されていると聞きつけて会いに行ってきました。各地の本屋さんに出没する僕は、読むスピードが全く追いつかないです。けれど、新しい感動を求めて今日も本屋を…

「ひとしずくお届け便」店主さんがセレクトしてくれた本が貴方に届きます!

今日は、僕の行きつけの愛知県瀬戸市にある本屋さん「本・ひとしずく」で、新しい試みが生まれようとしているので、宣伝しておきます。僕はここにいくと、こんな本が読みたいとリクエストして店主さんに選んでもらいます。そのサービスが実店舗にいかなくて…

お勧めしたい本、10冊紹介します!貴方をより深い読書体験にいざなうお店「本・ひとしずく」(愛知県瀬戸市)

愛知県瀬戸市にある「本・ひとしずく」さん。今日は、そこの店主さんに協力いただき、はてなブログのお題に挑戦します。この10冊の選書は、今のところ店頭に置いてありますので、是非とも遊びに来て、本を購入して読んでくださいね。 お題「好きな本を十冊紹…

小川哲さんの『君のクイズ』クイズを舞台にした卓越ミステリーです

この本のあらすじ 小川哲さんの本です あわせて読んで欲しい関連記事 一宮に出店されていた古本屋さんで購入した小川哲さんの『君のクイズ』。これは特上のミステリーで面白かった。番組の進行と並行して、少しずつ謎を解いていく新感覚のエンターテイメント…

山内マリコさんの『パリ行ったことないの』傑作連続短編です

「本・ひとしずく」さんのナイショ本。表紙カバーに5〜6のキーワードが書いてあるので、それだけを頼りに購入する。そして、とにかく読み始める。自分に合っていてもなくても関係なく、飽きるまで読んでみるという素敵な経験が出来ます。僕は、このナイシ…

二十歳の君に!読んでおいて欲しい本10選(ビジネス書)

二十歳の君に送る本 「二十歳の私にお勧め本を紹介してください」こんなリクエストに応えて、読書ブログを更新します。是非とも、参考にして欲しいです。僕の精神構造の大部分は、本で勉強したことで出来てます。これは間違い無いと思っています。40代の読書…

青山美智子著『リカバリー・カバヒコ』元気をもらえる人生のリカバリー本

青山美智子さんの小説は実に上手いし読みやすい。これぞ、小説の醍醐味と言って良い読了後の爽快感をもらえる。旅先の本屋で購入したこの本。ちょっと離れた山間のカフェで今日読了しました。とても良かったです。大丈夫。私たちはきっと、リカバリーできる…

梨木香歩さんの『ほんとうのリーダーのみつけかた』この考え方大事です

この本を読んでとても感動しました。流されてしまう僕たちに警鐘を鳴らしてくれる良い本です。この本は、お子さんにもおすすめ。僕も子供の頃に読んでおきたかったなぁ。この考えが、やっと身についてきたのが40歳過ぎた頃です。もっと早く考えて行動する習…

『月の立つ林で』今回も青山美智子さんにやられました!(2023年本屋大賞ノミネート作)

スーパームーンで沸き立っていた夜、僕はこの本を一気読みしました。素晴らしく読みやすく、泣かせてくれるところもあり、安心して読書を楽しませてくれる青山美智子さんに感謝です。僕は、彼女が本を出したら全て読みたいと思ってます。 『月が立つ林で』内…

青山美智子さんの『お探し物は図書室まで』さすが!本屋大賞第2位、実に素敵な読書体験です

今回の読書体験で、本当に癒されました。実にうまい構成と文章力、すっかりとファンになってしまいました。「この作家さんの本には誰も悪い人が出てこないから安心して読めますよ」とおすすめしてくださった「本・ひとしずく」の店主さんに感謝です。僕にも…

奥田英朗さんの『コメンテーター』とにかく痛快!真面目な人は読んでみてください

17年ぶりの最新刊と聞いて驚きました。あの感動から、そんなに経ってたの。とにかく色々なことに気を遣って生きてますが、そんなことアホらしくなってくるくらい痛快な小説です。もちろん、ノンフィクションですからご安心を。読み進めるたびに、笑ってしま…

やっぱり続けて読みたくなる!青山美智子さんの『月曜日の抹茶カフェ』濃厚な読書経験です

『木曜日にはココアを』この本、瀬戸市の「本・ひとしずく」の店主さんにおすすめしていただきました。まさに、読みたかった本でしたので一気読み出来ました。とても面白かったです。さすがは、店主さん。またまた心を掴まれてしまいました。本・ひとしずく…

話題の『怪物(かいぶつ)』何かに苦しむ子供たち、その正体とは?素敵な人間ドラマです

TSUTAYAに行ったら、映画鑑賞券も当たるかもと言われたので即購入しました。脚本:坂元裕二、監督:是枝裕和、著:佐野晶、これは夢のタッグらしいです。どの組み合わせが夢のタッグなのかは、僕にはわかりませんでした。でも、読みました。なんとなくすっき…

『15分あれば喫茶店(カフェ)に入りなさい』僕はこの本を読んで、カフェに入るようになりました

今日は行きつけのカフェの店長と世間話をしていて、突如読書の話になりました。結構、たくさんの本を買うけどその処分をどうするのかという話です。店長は漫画が自宅に何千冊もあって、一体どうしたものかと考えているみたいです。僕は田舎の家が老朽化によ…

凪良ゆうさんの『滅びの前のシャングリラ』読了!2020年本屋さん大賞受賞後の第一作です

凪良ゆうさん、とっても人気ですね。ちょっと気になったので、2020年の本屋さん大賞受賞後、第一作を購入してきました。 (Amazon内容紹介)「明日死ねたら楽なのにとずっと夢見ていた。 なのに最期の最期になって、もう少し生きてみてもよかったと思ってい…

江國香織さんの『神様のボート』この物語の中に引き込まれる圧倒的な筆力!

この江國香織さんの『神様のボート』良かったです。小説の世界に引き込まれてしまいました。実にうまい!圧倒的な筆力です。僕は、この小説のタイトルも作者もよく知っているのですが、読んだのは初めて。偶然に出会った本をじっくり読めることは幸せですね…

本格ミステリーを読みたい!「このミステリーがすごい!2023年」1位は、呉勝浩さんの『爆弾』です

以前、鈴木光司さんが「小説の爆弾」という帯で『リング』というホラー小説を世に出した。この小説は、大ブレイクして映画化された。僕も勇んで映画を観に行ったが、大変怖くて後悔した。爆弾と称されるだけあるインパクトだなぁと感心した。2023年の「この…

理想の本に出会えました!『野鳥手帳』で「あの鳥なに?」に答えられます

朝早くからスズメやカラスの鳴き声で起こされることがある。子供の頃は、祖母の家でニワトリを飼っていたので、その声に起こされたり、卵を採りにいったりした。恐ろしいほど鳥って身近な存在であるのに、なかなか懐かない不思議さもある。卵を食べても良い…

表紙を見ただけでビリビリと電気が走った本です!一穂ミチさんの『スモールワールズ』

この本、瀬戸市の「本・ひとしずく」さんに行った時に購入しました。入り口近くに置いてあって、見た瞬間にビリビリと電気が走りました。次女も連れていったんですけど、彼女は一穂ミチさんの別の本『光のとこにいてね』にやられて、感電していました。結局…