フミヒロの読書記録~良書で人生を変えよう~

良い本を読んで、思考と行動を変えましょう。僕の読んだ本と読みたいお勧め本を紹介していきます。

青山美智子さんの『木曜日にはココアを』ほんのり温まる12のストーリー

木曜日にはココアを

今日、リアル本屋で見つけたちょっと良い本です。ほんのりとしたストーリー展開ですが、ほろりとさせられたり、心が温まったり、なかなかの出来栄えですよ。青山美智子さんは、これからの活躍が期待される気になる作家さんですからね。

では、早速、青山美智子さんの『木曜日にはココアを』紹介していきましょう!

木曜日にはココアを

木曜日にはココアを

 

『木曜日にはココアを』内容紹介

僕が働く喫茶店には、不思議な常連さんがいる。必ず木曜日に来て、同じ席でココアを頼み、エアメールを書く。僕は、その女性を「ココアさん」と呼んでいる。ある木曜日、いつものようにやって来たココアさんは、しかし手紙を書かずに俯いている。心配に思っていると、ココアさんは、ぽろりと涙をこぼしたのだった。主夫の旦那の代わりに初めて息子のお弁当を作ることになったキャリアウーマン。厳しいお局先生のいる幼稚園で働く新米先生。誰にも認められなくても、自分の好きな絵を描き続ける女の子。銀行を辞めて、サンドイッチ屋をシドニーに開業した男性。人知れず頑張っている人たちを応援する、一杯のココアから始まる温かい12色の物語。

いかにも「読みたい!」と思わせますよね。

きっと青山美智子さんは大爆発すると思いますので、今のうちに先行投資です。

合わせて読んでいただきたい僕の文房具ブログ

fumihiro1192.hateblo.jp

fumihiro1192.hateblo.jp

fumihiro1192.hateblo.jp

『風の谷のナウシカ』映画は何度も見たけど、その続きを読んでおこう!

ワイド判 風の谷のナウシカ 全7巻函入りセット 「トルメキア戦役バージョン」 (アニメージュ・コミックス・ワイド版)

『風の谷のナウシカ』なんて何度も映画で観たという人にもオススメです。なんとこの原作の2巻までが映画化されたんだそうです。ということは、そのあとのストーリーがこの本で楽しめるってことです。これは読まなくちゃ損ですよね(笑)

月刊アニメージュに掲載された、映画『風の谷のナウシカ』の原作コミックス全7巻セット。宮崎駿の水彩画「トルメキア戦役」で彩った美麗な特製箱入りでお届けします。
映像化されたストーリーは、このコミックスのおよそ2巻目まで。映画では語られなかった気になるその後の世界や、ナウシカの活躍を知ることができます。
宮崎駿が描く独特の世界が広がる、何度読んでも感動する超大作! ぜひ、この機会にご購読ください。

ワイド判 風の谷のナウシカ 全7巻函入りセット 「トルメキア戦役バージョン」 (アニメージュ・コミックス・ワイド版)

ワイド判 風の谷のナウシカ 全7巻函入りセット 「トルメキア戦役バージョン」 (アニメージュ・コミックス・ワイド版)

 

アニメーション作家、宮崎駿の名を広く世の中に浸透させた映画『風の谷のナウシカ』の原作コミック。

アニメーション雑誌「アニメージュ」に1982年2月号から連載が始まるや、可憐だが芯が強く行動力のある女性主人公ナウシカをはじめ、「王蟲」などの巨大で不気味な蟲(むし)たちの存在、そしてそれらを取り巻く壮大で奥深い物語世界を精緻に描いて、ファンの間でたちまち話題になった。

「火の七日間」と呼ばれた世界大戦から1000年後、地球は、毒ガスを吐き出し、不気味な蟲たちが徘徊する「腐海」と呼ばれる森に覆われようとしていた。ナウシカは、腐海のほとりにある「風の谷」の族長の娘である。ある日、風の谷に、蟲たちに襲われた1隻の商船が不時着したところから物語は始まる。それは軍事大国トルメキア王国と、それに対抗する土鬼(ドルク)諸侯国との泥沼の戦乱の始まりでもあった。ナウシカはひとり風の谷の命運を背負って、その戦いに飛び込んでいく。

連載中に映画化が決定し、折からのエコロジーブームと絡み合って社会現象にまでなった。映画化されてからも連載は続き、たびたび中断しながら、1994年3月にようやく完結にこぎつける。実に13年も費やした大作となった。

映画では描かれなかった物語の終盤、ナウシカは風の谷ばかりでなく、生き残った人類の存亡をかけて戦いつづけていく。腐海の謎が明らかにされ、未来への道筋が示されたとき、読者は言いしれない感動に包まれる。日本の漫画を語るうえで、いまや欠くことのできない「古典」になったといえるだろう。(文月 達) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

今イチオシのお店「KDM.txt 守山店」さんでも、この漫画オススメされてました。

合わせて読んでいただきたい僕の読書ブログです

fumihiro1192.hateblo.jp

fumihiro1192.hateblo.jp

fumihiro1192.hateblo.jp

苫米地博士の「知の教室」本当の知性とは難しいことをわかりやすく説明することです!

苫米地博士の「知の教室」~本当の知性とは難しいことをわかりやすく説明することです! (カーネギーメロン大学院&イエール大学院式)

 今回の「苫米地本」相当良いと思います!オススメしたいのでアップしておきます。

 内容紹介

Q.博士、四次元ってなんですか?
A.それは「待ち合わせ」で考えれば簡単にわかるよ。

Q.悟りって答えが見つかるってことじゃないんですか?
A.違うよ。悟りって問題解決の手段じゃないよ。問題を認識しないことだよ。

Q.時間は未来から過去に流れるんですか! ?
A.科学ではすでにそれが常識、相対論では時間はマイナスだからね。


四次元、正義、洗脳、瞑想、幸せ、記憶、怒り、時間、悟り……って何だ? ? ?
知っているようで知らない「森羅万象の本質」を問答方式で優しく解説。
巨大な知のつぼに巻き込まれ一瞬溺れそうになるが、最後には快感に浸る一冊!

出版社からのコメント

科学から仏教、洗脳のことから心の在り方まで・・・
苫米地英人博士にありとあらゆることを聞きまくった知の究極本!

 

【映画もすごい!】貫井徳郎『愚行録』〜他人を語り、本性を現すのは、誰だ?〜

愚行録

映画の『愚行録』は、凄まじく面白かったです。妻夫木聡も満島ひかりも上手だったけど、小出恵介がとても良い味の演技をしていました。もう彼の演技を見ることが出来ないんだなぁと思うと感じ方もひときわ感慨深いものだったのかも知れません。

見ているだけで、息苦しくて、切なくて、罪悪感みたいなものを感じて・・・良い映画でした。貫井徳郎は天才です。僕は本を読む前に映像で感じてもらったほうが良いのではないかなぁと思いました。どちらもこの秋に味わってもらいたいです。

愚行録 (特装限定版) [Blu-ray]

愚行録 (特装限定版) [Blu-ray]

 
愚行録

愚行録

 

『愚行録』内容紹介

ええ、はい。あの事件のことでしょ?―幸せを絵に描いたような家族に、突如として訪れた悲劇。深夜、家に忍び込んだ何者かによって、一家四人が惨殺された。隣人、友人らが語る数多のエピソードを通して浮かび上がる、「事件」と「被害者」。理想の家族に見えた彼らは、一体なぜ殺されたのか。確かな筆致と構成で描かれた傑作。『慟哭』『プリズム』に続く、貫井徳郎第三の衝撃。

合わせて読んでいただきたい僕の読書ブログ 

fumihiro1192.hateblo.jp

fumihiro1192.hateblo.jp

fumihiro1192.hateblo.jp

万年筆で自分だけの「美文字」が書けるようになる本、紹介します!

万年筆で極める美文字

僕も最初に万年筆で美文字を教えていただいた経験があるのでよくわかるのですが、線に抑揚がつけられる方が感情が出せるし、止め、ハネ、はらいが上手に書けるように思えました。万年筆で上手に名前が書けるようになれば、怖いものなしです!

初めての万年筆でも安心
万年筆で自分だけの美文字を目指そう


◆万年筆なら美文字が書ける!

万年筆はインクの濃淡や文字の太細などの表現の幅が広がり、また筆記具の中では毛筆に近く「とめ」や「はらい」なども指の動きから意識できて、美文字の練習にも最適なのです。
万年筆の特徴を知り、書き味を楽しみながら練習すれば、きっと自分らしい美文字を手にすることができるはずです。


◆万年筆でしか書けない美文字のメソッドを大公開

いざ使い始めると難しい万年筆。本書は万年筆の特徴や機能、メンテナンス方法からすぐに美文字を書くコツなど、万年筆だからこそ書ける美文字のメソッドについて詳しく解説します。
筆圧のコントロール方法や楷書と行書も丁寧に解説し、万年筆で書くのがもっと楽しくなります。
本編とリンクした別冊の「万年筆美文字練習帳」には書き込んで練習ができます。


◆目次

巻 頭 万年筆が美文字に適した筆記具である理由
第1章 万年筆なら美文字が書ける
第2章 すぐに美文字を書くコツ
第3章 万年筆で書く楷書 基本動作とパーツ
第4章 万年筆で書く楷書 美文字のフォルム
第5章 万年筆で書く行書
第6章 万年筆で書くひらがな、カタカナ、数字
別 冊 万年筆美文字練習帳

万年筆で極める美文字

万年筆で極める美文字

 

 

DVDですぐ上達! 10日で「美文字」が書ける本 (講談社の実用BOOK)

DVDですぐ上達! 10日で「美文字」が書ける本 (講談社の実用BOOK)

 

 
結構、売れている本なんだそうです。オススメします。

英雄か?犯罪者か?フェルディナント・フォン・シーラッハ著『テロ』は、世紀の問題作だ!

テロ

フェルディナント・フォン・シーラッハは僕の好きな作家さんの一人です。なんとなく血なまぐさい匂いがしてくるくらい冷酷な描写と淡々としたストーリー展開。日本人作家さんでは味わえない素敵な風が荒れ狂っている小説を書いてくれます。

今回は『テロ』!味もそっけもない表紙ですが読み応え十分です。

フェルディナント・フォン・シーラッハ
作家、弁護士。1964年ドイツ、ミュンヘン生まれ。ナチ党全国青少年最高指導者バルドゥール・フォン・シーラッハの孫。1994年からベルリンで刑事事件弁護士として活躍する。処女作である『犯罪』が本国でクライスト賞、日本で2012年本屋大賞「翻訳小説部門」第1位を受賞した。

テロ

テロ

 

フェルディナント・フォン・シーラッハ著『テロ』内容紹介

2013年7月26日、ドイツ上空で旅客機がハイジャックされた。テロリストがサッカースタジアムに旅客機を墜落させ、7万人の観客を殺害しようと目論んだのだ。しかし緊急発進した空軍少佐が独断で旅客機を撃墜する。
乗客164人を殺して7万人を救った彼は英雄か? 犯罪者か?
結論は一般人が審議に参加する参審裁判所に委ねられた。検察官の論告、弁護人の最終弁論ののちに、有罪と無罪、ふたとおりの判決が用意された衝撃の法廷劇。
どちらの判決を下すかは、読んだあなたの決断次第。本屋大賞「翻訳小説部門」第1位『犯罪』のシーラッハが放つ最新作!
原書より、テロリストの襲撃を受け12人の犠牲者をだした「シャルリー・エブド」誌がMサンスーシ・メディア賞を授与された際の著者による記念スピーチ、「是非ともつづけよう」を併録。

フェルディナント・フォン・シーラッハの作品紹介

犯罪 (創元推理文庫)

犯罪 (創元推理文庫)

 
罪悪 (創元推理文庫)

罪悪 (創元推理文庫)

 
カールの降誕祭

カールの降誕祭

 

合わせて読んでいただきたい僕の読書ブログ

fumihiro1192.hateblo.jp

fumihiro1192.hateblo.jp

fumihiro1192.hateblo.jp

なんなんだ?この本!『バッタを倒しにアフリカへ」が、飛び抜けて面白い!

バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)

名古屋で行きたい本屋さんのトップは三省堂書店の名古屋本店です。ここは、今一番熱いゲートタワーモールの8階にあって、なおかつとってもおしゃれなのだ。さらには置いてある本の量も半端ではないので、何時間でも時間を潰せる素敵スポットなのだ。

その三省堂さんでもポップを立てて押してあったのが、この本である。

表紙には頭がおかしいのではないかと疑われそうなおじさんが写っているが気にしなくて良いと思う。本の出来栄えとしては最高の部類に入るので、是非とも読んでいただきたいと思う。

参考に書いておくと、昔は虫取り網を片手に野原を駆け回るくらい昆虫好きであった。蝉の抜け殻やカマキリの卵、アゲハチョウの幼虫などを集めて眺めたりしていた。でも、そこからわずか数十年で昆虫大嫌い人間になりました(笑)

バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)

バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)

 

メディア掲載レビューで、この本を紹介する

一発逆転を狙ってモーリタニアに旅立った“バッタ博士"の記録

「大学院を出て、ポスドクとして研究室にいた頃は、安定した職もなく、常に不安に苛まれていました。博識でもなく、誇れるような実績もない。友達と楽しく飲んでいても、トイレにたったときに研究の手を止めた罪悪感に襲われる日々でした。なので、一発逆転を狙おうと」 

日本ではスーパーで売っているタコの産地として知られるモーリタニア。バッタ研究者だった前野さんは、思い立って一路モーリタニアへ。このたび、かの地で経験した一部始終を記した『バッタを倒しにアフリカへ』を出版した。

「サバクトビバッタはアフリカで数年に1度大発生し、農作物に大きな被害を与えています。私はこのバッタの研究者なのに、人工的な研究室で飼育実験ばかりしており、野生の姿を見たことがなかった。自然界でのバッタを観察したいという気持ちもありました」

本書は、現地の言葉(フランス語)もわからずに飛び込んだ前野さんの冒険の記録でもある。

まえのうるどこうたろう/1980年秋田県生まれ。昆虫学者(通称バッタ博士)。弘前大学卒、神戸大学大学院、京都大学白眉センター特定助教などを経て、現在はつくば市の国際農林水産業研究センター研究員。他著に『孤独なバッタが群れるとき』がある。写真:著者提供

「渡航ぎりぎりまで、研究室でバッタを育てていて、フランス語の勉強を後回しにしちゃったんです。もう、とにかく現地に入れさえすれば、なんとかなるという気持ちでしたね。自分も人見知りではないほうでしたが、モーリタニアの人々は、道ゆく人がお互いに話しかける人懐こい人たちで、笑顔をつくる機会が多かったです。ちょっと分からないことがあっても、とりあえず笑顔で押し切りました」 

世界的にみても、野生のサバクトビバッタの生態観察は、約40年ぶりになると前野さんは語る。活動が認められ、モーリタニアの高貴なミドルネーム「ウルド(〇〇の子孫)」を現地の上司から授かった。

現地にいってからも、なかなか出会えなかったバッタの大群。ついにまみえると、前野さんは長年の夢をかなえるべく、緑の全身タイツに着替えて仁王立ちに。本書のクライマックスだ。

「子どもの頃に、バッタの大群に女性が襲われ、緑色の服が食べられたという記事を読んで、自分もバッタに包まれてみたいと思っていたんです。今回、バッタにはスルーされましたが、なぜ私の衣装が食べられなかったのかも、ちゃんと調べています。アホかと思われるかもしれませんが、この夢を叶えるためにはバッタの食欲や飛翔、そして群れの動きを予測するための様々な研究が必要です。最終的に、私の頭の悪い夢がアフリカをバッタの食害から救うかもしれません」

評者:「週刊文春」編集部

(週刊文春 2017.07.06号 掲載)

◎バッタ被害を食い止めるため、
バッタ博士は単身、モーリタニアへと旅立った。
それが、修羅への道とも知らずに……。

◎『孤独なバッタが群れるとき』の著者が贈る科学冒険ノンフィクション!

【本文より】
バッタの群れは海岸沿いを飛翔し続けていた。
夕方、日の光に赤みが増した頃、風向きが変わり、大群が進路を変え、
低空飛行で真正面から我々に向かって飛んできた。
大群の渦の中に車もろとも巻き込まれる。
翅音は悲鳴のように重苦しく大気を振るわせ、耳元を不気味な轟音がかすめていく。
このときを待っていた。
群れの暴走を食い止めるため、今こそ秘密兵器を繰り出すときだ。
さっそうと作業着を脱ぎ捨て、緑色の全身タイツに着替え、大群の前に躍り出る。
「さぁ、むさぼり喰うがよい」

【目次】
まえがき
第1章 サハラに青春を賭ける
第2章 アフリカに染まる
第3章 旅立ちを前に
第4章 裏切りの大干ばつ
第5章 聖地でのあがき
第6章 地雷の海を越えて
第7章 彷徨える博士
第8章 「神の罰」に挑む
第9章 我、サハラに死せず
あとがき

とりあえず、読んでおいて損はない素敵な本です。

合わせて読みたいこの類の本を紹介します

鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。

鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。

 
怪魚大全

怪魚大全

 
捕まえて、食べる

捕まえて、食べる

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。感謝です。

合わせて読んでいただきたい僕の読書ブログ

fumihiro1192.hateblo.jp

fumihiro1192.hateblo.jp

fumihiro1192.hateblo.jp